【開催日時】 2014年3月22日(土) 14:30〜16:00
今回で12回目となった千賀サポートプロジェクトのテーマは『介護シリーズ第2弾 介護予防』について開催しました。前回の『介護について』に引き続き、介護シリーズとして介護予防に必要な5本柱についてお話させていただきました。
介護予防に必要なこととして、運動機能・口腔機能・栄養状態・認知機能・外出の重要性があります。これらは厚生労働省でも推奨されており、「自分らしく生きる」「実りのある生活」を送るために重要となり、健康寿命の増進に繋がります。そこで、介護の現状や我々が提案する介護予防についての講義・体操を行いました。
今回は、運動機能の中でも”ロコモティブシンドローム”に着目しました。ロコモになる原因としては加齢や生活習慣などがあり、現在40代以上の5人に4人はロコモ、および予備軍といわれています。ご自身のロコモ度チェックを行い、体操の前後で改善がみられるかを比較しました。体操としては、「人の動きは簡単に変えられる」「姿勢が整うと動きが変わる」ということを体感していただきました。
口腔機能・栄養状態は、食事をする・人とのコミュニケーションの働きを担っており、心身ともに自立した生活を送るために必要となります。噛む力や飲み込む力、乾きの改善を目的とした体操を行いました。また”食べることは生きること”であり、ただ栄養を摂取すればよいのではなく、食べるという行為に意味があります。仲間や家族と、楽しくバランスのとれた食事をしましょう。
認知機能が低下すると、判断力や注意力が低下し介護が必要となります。認知機能向上のための頭の体操を提案し、参加者の皆様も楽しみながら行えていました。また閉じこもり症候群は運動機能や口腔機能の低下とも関連があり、それらの予防の大切さを理解していただけたかと思います。
今後も、皆様の身近な存在としてお力になれるよう、様々なテーマでセミナーを開催していきたいと思っています。気軽にご参加ください。
今回参加できなかった方で資料をご希望の方は、以下のファイルをご参照ください。お電話か、直接窓口へお問い合わせいただいても結構です。
【次回予告】
詳しい内容は決まり次第、ホームページ・院内にて掲示致します。
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