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ここでは、整形外科でよくみられる病気を取り上げて、その症状からアプローチし、簡単な解説をいたします。
鑑別診断するには、レントゲン検査、理学的検査等の詳しい件が必要です。
お気軽にご相談ください。
頭の痛み | 肩こり | 肩の痛み |
肘の痛み | 手首の痛み | 手指の痛み |
背中の痛み | 腰の痛み | 股関節の痛み |
ふとももの痛み | ひざの痛み | ふくらはぎの痛み |
足の痛み | 上肢・下肢のしびれ、まひ |
頭の痛みには頭からくるものと、首からくるものがあります。
(1)頭からくる痛み
1)偏頭痛
2)三叉神経痛
3)頭部打撲、挫傷
4)脳出血、脳梗塞、脳血栓
5)その他
(2)首からくる頭痛(関連痛として主に頚部痛、項部痛が出現します)
1)変形性頚椎症
2)頚椎椎間板ヘルニア/頚部椎間板症
3)頚椎捻挫(いわゆる鞭打ち症)
4)大後頭神経痛
5)その他
1)筋緊張性肩こり:いわゆる肩こり(筋肉血液循環不全による痛み、だるさ)
2)頚椎椎間板ヘルニア/頚部椎間板症
3)変形性頚椎症
4)頚椎辷り症
5)頚椎脊柱管狭窄症
6)後縦靭帯骨化症
7)頚椎捻挫に伴う外傷性頚部症候群/むち打ち症
8)その他
※ 2)〜7)は首の骨や軟骨の異常で、肩こりを訴える方の80%以上の方が首が原因となっています。
※ 鑑別診断するには、レントゲン検査、理学的検査等の詳しい検査が必要です。
1)肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)
2)石灰沈着性腱板炎
3)腱板断裂
4)首の変化が原因の肩周辺の痛み:肩こりの項目を参照してください
5)肩関節脱臼
6)肩鎖関節脱臼
7)肩関節がらみの骨折(上腕骨頚部、鎖骨など)
8)その他
1)上腕骨外上顆炎(いわゆるテニス肘)
2)上腕骨内上顆炎
3)野球肘/離断性骨軟骨炎(関節ネズミ)
4)肘内障
5)肘関節がらみの骨折(内顆、外顆、顆上骨折など)
6)肘部管症候群
7)その他
1)手関節捻挫
2)手関節がらみの骨折(橈骨、尺骨、舟状骨)
3)ドケルバン氏病(狭窄性腱鞘炎)
4)関節リウマチ
5)その他
1)手指の捻挫(“突き指”を含む)
2)手指の骨折(指骨、中手骨)
3)手指腱鞘炎(弾撥指:いわゆるバネ指)
4)ヘバーデン結節
5)関節リウマチ
6)手根管症候群
7)その他
背中の痛みは上部と下部では原因が異なります。
(1)上部背中の痛み
1)首が原因の痛み:変形性頚椎症、頚椎椎間板ヘルニアなど)
2)いわゆる肩こり
3)五十肩
4)心臓、肺、食道、胃が原因の痛み
5)その他
(2)いわゆる背中の痛み
1)筋筋膜性の痛み:筋筋膜性腰痛症の背中版
2)側湾症に伴う痛み:多くは凸側
3)骨粗鬆症(胸椎圧迫骨折の場合もあり)に伴う痛み
4)胸椎黄色靭帯骨化症
5)肋骨骨折
6)その他
1)筋筋膜性腰痛症(いわゆるギックリ腰/腰痛症)
2)腰椎椎間板ヘルニア/腰部椎間板症
3)変形性腰椎症
4)腰椎すべり症
5)腰椎脊柱管狭窄症
6)骨粗鬆症
7)腰椎圧迫骨折
8)腰椎捻挫
9)腰椎分離症
10)その他(脊柱側湾症、脊髄腫瘍、骨腫瘍、脊柱骨転移など)
ふともも(大腿部)の痛みは前面と後面、上部と下部で原因が異なります。
(1)後面の痛み
1)坐骨神経痛に伴う下肢痛
2)大腿二頭筋筋断裂
3)その他
(2)前面の痛み
1)外側大腿皮神経痛
2)大腿四頭筋筋断裂
3)その他
(3)上部の痛み
1)股関節がらみの痛み:変形性股関節症、大腿骨頚部骨折など
2)その他
(4)下部の痛み
1)膝関節がらみの痛み:変形性膝関節症、靭帯・半月板損傷など
2)その他
1)打撲・挫創
2)膝関節靭帯損傷(いわゆる捻挫)
3)膝半月板損傷
4)変形性膝関節症
5)膝蓋大腿関節障害
6)オスグッド氏病
7)膝関節がらみの骨折(膝蓋骨、大腿骨、下腿骨など)
8)その他
1)坐骨神経痛に伴うふくらはぎの痛み
2)下腿三頭筋筋断裂:いわゆる肉離れ
3)下腿静脈瘤
4)筋けいれん(いわゆる”こむらがえり”)
5)その他
1)足関節靭帯損傷(いわゆる足首の捻挫)
2)足部靭帯損傷
3)変形性足関節症
4)足底腱膜炎
5)アキレス腱周囲炎
6)骨折(下腿骨、足根骨、中足骨)
7)疼痛性外脛骨症
8)アキレス腱断裂
9)痛風性関節炎
10)外反拇趾
11)過労性骨膜炎
12)その他
上肢と下肢とでは原因が異なります。脳障害の場合もあります。
(1)上肢のシビレ・麻痺
首がらみの疾患が多いです。詳しくは上肢関係の痛みを参照してください。
1)変形性頚椎症
2)頚椎椎間板ヘルニア/頚部椎間板症
3)頚椎捻挫に伴う外傷性頚部症候群
4)脊髄損傷
5)後縦靭帯骨化症
6)手根管症候群
7)肘部管症候群
8)その他
(2)下肢のシビレ・麻痺
坐骨神経痛に伴うものが多いです。詳しくは下肢関係の痛みを参照してください。
1)変形性腰椎症
2)腰椎椎間板ヘルニア/腰部椎間板症
3)腰椎辷り症
4)腰椎脊柱管狭窄症
5)脊髄損傷
6)その他
(3)脳障害からくるシビレ・麻痺
脳梗塞や脳出血などの脳卒中でもシビレが生じることがあります。
詳しくは脳外科を受診してください。
(4)糖尿病性神経障害
糖尿病に伴い、末梢神経のシビレが生じることがあります。
詳しくは内科を受診してください。
(5)下肢の循環障害/閉塞性動脈硬化症
下肢の末梢神経にシビレが生じることがあります。
詳しくは内科を受診してください。