【開催日時】 2014年2月1日(土) 14:30〜16:00
第11回となる今回は『介護シリーズ第1弾 介護について』というテーマでセミナーを開催しました。今回は介護を実際に行っている方・受けている方の双方を対象としたセミナーとし、私たち理学療法士の観点から介助方法や体操についてのお話をさせて頂きました。また今回と次回のセミナーを『介護シリーズ』として行っていきます。
今回のセミナー内容は『介助方法』、『介助者の体を痛めないようにする体づくり』、『介護の悩みについて』、『介護保険制度について』の4項目を取り上げさせて頂きました。
『介助方法』にでは、正しい介助方法とは転倒や怪我をさせない安全な介助であり、対象者が出来る動作を最大限に生かした介助方法である!という考えをもとに講義と実技を行いました。その中で寝返り動作・起き上がり動作・起立着座動作・移乗動作を中心に重心の高さや軌跡・支持基底面をポイントにデモンストレーションを取り入れながら、実際に参加者の皆様に行ってもらい、「見るのとやるのは大違い」や「力の入れ方がわかった」などのお声をいただきました。
『介助者の体を痛めないようにする体づくり』では、より安全な介助とは身体が楽ということ!をメインテーマに行いました。また介助中の転倒を予防するために必要な安定性向上を目的とした体操を行いながら、身体のしなりや重心を低く保持できるような体操を皆様と一緒に行いました。
『介護の悩みについて』では、大切な人を思えば思うほど介護に行き詰ってしまいストレスをため込んでしまう現状があるため日常での意識や視点を変えていく必要があると考えています。相互の個を尊重し、自らも輝いてこそ良い介護につながるのではないでしょうか。
『介護保険制度ついて』では、実際のケースを3症例提示しながら実際にどのような介護保険サービスを受けることが出来るのかということを説明させていただきました。
今回のセミナーで取り上げたのが『介護』という少し重たいテーマであり、また発表内容のボリュームが膨大となってしまいましたが、参加者の皆様が積極的に実技や体操に取り組んでいただいたおかげで活気溢れる会となりました。
セミナー実施後のアンケートでは「また参加したい」「勉強になりました」などのお声を多くいただき参加して頂いた皆様に満足していただけたようです。参加してくださった皆様本当にありがとうございました。次回の第12回SSPは『介護シリーズ第2弾 介護予防』をテーマに、介護を受けずに自立した生活を送るために必要な体操などを中心に開催する予定です。今後とも皆様のもっとも身近な存在になれるように様々なセミナーを開催していきたいと考えています。皆様お気軽にご参加ください。
今回参加できなかった方で資料をご希望の方は、以下のファイルをご参照ください。お電話か、直接窓口へお問い合わせいただいても結構です。
『第11回 介護シリーズ第1弾 介護について』 PDFファイル
【次回予告】
詳しい内容は決まり次第、ホームページ・院内にて掲示致します。
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